産土神社と不思議な話

先日、産土神社である「法霊山　龗神社」に行ってきました。
（産土神社は氏神様とは違うもので、神社庁で割り当てられるものとは違っていて専門の方に鑑定していただいたものです）

もともとこの産土神社は、私が地元を出てから2年ほど行けておらず。
実はひっそりと5月に帰省した際に訪れていたのですが、今回は流れで両親と共に参拝することになりました。

今回は日程がタイトだったので参拝の予定はなかったのですが、2年半ぶりに帰省して会った両親となぜか話の流れで産土神社の話になり…。
母が「それならみんなで行こう！」と強引にスケジュールを組んでくれました。笑
（我ながら、この導かれる流れをキャッチして行動するところは母譲りだと実感）

あまり外に出歩かない父も「俺も行く」と同行することになり、私のルーツである産土神社に両親とお礼参りするという流れになりました。

参拝（ご挨拶とお礼）を終えて社務所を通ると、母が「あれ？あなた欲しいって行っていたもの、くれるらしいわよ！」と興奮気味にやってきました。

前日、新築の実家で神棚を見て「私も家に神棚作りたいな〜」と思っていたのですが、なんと神棚をくれるというのです！


「え？これってお札を購入した人とかじゃないの？」と思っていたら、お札の購入がなくてもいただけるとのこと。
（お札は5月に1人で参拝したときに購入していたので、今回は購入するつもりがなく）

ひっそりと「あぁ、全部導かれてるな〜」と思っていたら、母がとても興奮気味に「あなた導かれてるのよ！ここにくることになっていたのね！」と代弁してくれていました。笑

宮司さんにご祭神を尋ねると「髙龗神（タカオカミノカミ）ですよ」と教えてくれたのですが、神社にいく前に母が「龍の神社に惹かれる」というので髙龗神の話をしていたところだったので更に母が盛り上がっていました。

ちなみにいただいた神棚は、宮司さん曰く伊勢神宮から来たものとのこと。
「そこらへんで売っているやつではないんですよ(*´꒳`*)」と伊勢神宮の印が入っているものをいただきました。
（それもまた、その日の朝に母に伊勢神宮参拝の話をしていたもので母は1人鳥肌を立てていました。笑）

いろいろなことが繋がるな〜と思いながらいたのですが、私にとってはこの流れも繋がりも割といつも感じるものなので淡々としていたところもあったのです。

が、私の鳥肌は現在の住まいに帰宅してからだったのです！！！

現在お札を置いている場所に、天照皇大神宮と鎮守神社のお札があるのですが、なぜか「龗神社」以外の札が全部倒れていたんです…。これにはびっくり。

そしてもっとびっくりなのはその翌朝。
昨晩直して眠ったはずのお札が、今度は「龗神社」だけ、倒れていたのです！！！
あまりに強いメッセージ性にびっくりしました。

今回産土神社を参拝してから、なんだか忘れていたような身体から漲るエネルギーを感じるようになりました。
なんというか「これが本来の私のエネルギーだ！」と感じるような、とてもしっくりくるエネルギーでした。
（繊細なだけでなく、とてもパワフルなエネルギー。）

産土神社を参拝したことで、しかも今回は私を産んでくれた両親と共に参拝したので、自分のルーツと繋がるような強いものを感じました。

産土神社を参拝してより強固になったのは、「私が私として生を受けていること」に対しての喜びのようなものです。

”私に生まれてよかった
私の人生を生きていこう
私は素晴らしい存在なんだ”

というような祝福と喜びを感じました。

産土神社だけでなく、お彼岸のあたりから感じていた亡くなった祖父の存在も影響があったかもしれませんが、全ての流れが、

”私たちは、みな見守られ、愛されている”

と、強く深く感じるきっかけになりました。

そういえば、昔から、母は「信心深い」人だったのかもしれません。

「誰も見ていなくても、お空から神様が見ているよ」
「いつも見られていると思って、嘘をつかずにいなさい」

そんなことを言われていたり、家紋を教えてくれたり、先祖のことを教えてくれたり、私が小さい頃からそういうものに興味を示していたのは母の影響もあったんだな〜と思いました。

小さい頃からお寺が好きで、お寺に行くといつも隅々を見て感じることが好きでした。
京都に移住してからも、ひたすらお寺や神社をまわっていました。
（京都へ行く時も、偶然出会った初対面のヒーラーさんに「貴船神社に行きなさい」と言われたのですが、そちらも「髙龗神」。これは髙龗神特集でまた書きますね！）


今回は、産土神社に行ってきましたが、「自分のルーツを大切にする」ということ、そして「いつも見守られている」という愛を感じる時間になりました。

今年に入ってからインスピレーションで描いた「Roots」は、家紋を元に描いたもの。

今生きているということが、どれだけたくさんの見えない存在や、大いなるものに守られ、後押しされているのか？ということを感じます。

私たちは、生きているだけで本当に愛され、守られています。

そういう感覚を信頼して生きるということを思い出して、自分の命を使って人生を生きることを全うしていきたいと思いました。

行く予定の無かった産土神社に、導かれるように辿り着き、「私が今何を大切にすべきか？」を教えてもらったような気がします。

髙龗神のことも、もう少し深めてみたいなと思ったのですが、実は2年前からその伏線回収は始まっていた！ので、それはまたおいおい。

荷物になるので送って欲しいと頼んだ神棚が届くのが楽しみです。