産土神社と不思議な話〜髙龗神編〜
産土神社参拝ストーリー①はこちら
今回は産土神社のご祭神「髙龗神」のストーリーです。
遡ること2年半前、地元のカフェでアルバイトをしていた頃から始まります。
その年の冬、風の時代に切り替わる冬至の頃に離婚をしました。
その頃から「鞍馬寺」というメッセージが来ていて、私は京都に呼ばれているように感じていました。
カフェを辞めて京都に移り住もうと思っていた頃、カフェのお客様にヒーラーの方がいて、マスターがその方と話してみてはどうか?と勧めてくれたのです。
「京都に呼ばれているような気がするんです。鞍馬にいこうと思っています」と話すと、「鞍馬というより貴船神社に行った方が良い」と教えてもらいました。
その頃、離婚もして、地元を離れていきなり京都に行くということは周囲には全くもって理解不能なことだったと思いますが、そのヒーラーの方は「あなたはこれから自分を開きに行くのね」と全てを理解したように言ってくれたのです。
どうやらその方、ある時突然見えるようになったらしく、意味のわからないことを言い始めて精神病になったと思われて家族に病院に連れて行かれたこともあるとか。
そのころの私は、「京都に行った方が良い」とメッセージを受け取っていたにも関わらず、どこか不安で「本当に良いのかな?」と確信が持てなかったのです。
でもその方が全て知っているように納得してくれたことで、背中を押してもらいました。
自分の「直感」というのは本当にそういう些細なもので、「本当にこれで良いのかな?」と後から打ち消してしまうことの方が多い気がします。
その方と出会って以来、私は頭で考えることや打ち消すことよりも、直感を大切にするようになりました。
偶然出会った初対面のヒーラーの方ですが、私の転機を後押ししてくれた方です。
(感謝の気持ちを送ります…☆)
さて、そうして行った方が良い!と言われていた貴船神社のご祭神がまさに!産土神社と同じ「髙龗神」だったのです!!!
しかしその頃は、まだ神様のことも何も知らず、なんとなく直感に任せて動いているだけだったので、貴船神社のご祭神が髙龗神だということさえ知りませんでした^^;
貴船神社に行った後くらいに、産土神社というものを知り、専門の鑑定を受けました。
そこにはいくつか縁のある神社が書かれているのですが、そこに京都周辺の神社がたくさん書かれていました!!
京都に来た意味はこれだったのでは?というくらい、京都にいる間はとにかく神社仏閣を回りました。
不思議なことに、知り合いと一緒に…とかツアーで募集していて…とかタイミングが重なり、縁のある神社に導かれるように行くことができました。
しかし本当にその頃は何も知らなかったので、「髙龗神」というワードにもあまり反応せず…笑
今思い出すだけでも、この2年間何度もそのフレーズが目の前に来ているはずなのに、私自身が全くそこに目が向かなかったのです…。
今年の5月に産土神社を参拝したときにも、まだ髙龗神の存在に目が向いていませんでした。
でも今回、両親と参拝して初めて、「私の産土神社は髙龗神である」ということが自覚できたのです!(やっと意識がそこに向いたのですね!笑)
そこで髙龗神について調べてみると「貴船神社」の名前が!
2年半経って初めて、私は「貴船神社に行きなさい」というヒーラーの言葉の意味を知ったのです。
不思議なもので、なぜ2年間も気づかなかったの?と思うかもしれませんが、気づかないときには気づかないんです、何をしても。
自分自身の意識が向いたときに初めて「気づく」というのが、人生においての「気づき」に通ずるところかなと思います。
さて、髙龗神とはどんな神様なのか?というと、それもまた今回産土神社の宮司さんが教えてくださいました。
”髙龗神は雨を降らせたり止ませたりを司る龍神のことですよ”
と聞いた母は「私、龍の神社にすごく惹かれるの!!」と興奮。
(調べた感じでは母とは髙龗神というより、玉依姫命系の関連がありそうな)
まだあまりそこから何か深く理解したわけではないのですが、どうやら私の人生においてかなり強いキーワードだったようです☆
この髙龗神をきっかけに、以前リサーチしていただいたご縁のある神仏のリストを再び調べ始めました。
ここ最近、髙龗神の他に人から勧められる場所や、なんだか導かれるようにたどり着いてしまう場所は、
・瀬織津姫
・弁財天
・天鈿女命
・善女龍王(八大龍王系)
・玉依姫命
このあたりでしょうか。
今まであまり興味を持たなかった神仏の世界ですが、今がタイミングなのかな?といろいろ旅しながら深めていきたいなと思うところです。
余談ですが、「玉前神社」の玉依姫命のエネルギーがとても心地良いな〜と感じて好きな神社なのですが、それを神社好きの偶然知り合った方に話したら、その方も玉前神社が好きだそうで。
おまけにびっくりだったのが、その方も京都が好きで年に1度は必ず行っているとか。
ついでに私がよく散歩で行っていた「神泉苑」というところが、その方の縁のあるところだそうです!
こういうのって本当によくあるもので、やっぱり出会う人や起こることも、全て最善のタイミングで与えられているんだな〜と感じます。
日頃私たちに降り注いでいるメッセージにどこまで気づけるか?
直感的に感じたことを、どこまで信頼できるか?
それが本当に大切なんだなと感じます。
髙龗神に辿り着くまでの2年間の伏線回収のようなストーリーの気づきと、ここから意識的に自分のルーツとしていろいろなものを深めてみたい!という純粋な探究心が湧いてきたこと。
あとは、自分の中にある力強いエネルギーが目を覚まそうとしていること。
そんなことを感じた髙龗神のストーリーでした。